産後の仕事復帰で気になる事は体力?事前に準備できることは?

育児
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仕事復帰の時期

仕事復帰を考える上で悩むのが
仕事復帰の時期ですよね。

母乳育児をしているママは産後3、4か月くらいまでは
まだまだ授乳回数や、授乳時間が安定せず夜の授乳もあり睡眠不足になりがちです。

この時期に仕事復帰をすると
睡眠不足から体力が続かずにかなりつらいと思います。

6か月を過ぎて、離乳食が始まり
授乳の時間もだいたい決まって来たころの復帰が体力面を考えてもおすすめです。

育児休暇を取っている人の多くは
半年から1年以内で復帰することが多いようです。

ママの年齢にもよりますが、10代、20代なら早期の復帰をしても
体力の回復が早い為多少の無理をしてもなんとかなる場合が多いです。

しかし30代以降の場合は、体力の回復も遅く
無理をすると体調を崩し結果、仕事を休まないといけない状況になりえます。

授乳で貧血気味の場合や
産後の肥立ちが悪かった場合は無理は禁物です。

産後の無理は更年期障害を引き起こしやすくなりますし

睡眠不足で脳に十分酸素が送られていないと判断能力などが低下し
ミスも多くなってしまいます。

仕事復帰を考えるのなら
赤ちゃんの生活ペースが整ってきて

ママの体力が育児や家事をしても
ぐったり疲れた感じがなくなってきた時が、ベストな復帰時期ともいえますね。

仕事復帰に向けての準備

仕事復帰の時期まで半分を切ったら
復帰する為に準備を始めまるといいですよ。

いきなり何の準備もしないで仕事復帰する強者もいますが
出来れば事前の準備をしっかりとすることをおすすめします。

復帰する職場との連携を密に取るよう心掛けて
赤ちゃんや子供が保育園・幼稚園に入園するのに必要なものをそろえます。

保育園や幼稚園以外にも「病児保育」の場所や
利用方法などを問い合わせ等して確認してくださいね。

病児保育の施設が職場や住んでいる地域にない場合は
病児保育専門のベビーシッターなども探しておくと良いですよ。

病気にならない事が大前提なので
予防接種は忘れずに赤ちゃんに受けさせます。

インフルエンザの予防接種などは
家族全員で受けるようにすると良いですね。

復帰後にバタバタしないよう
スーツでの出社ならクリーニングに出しておいたりします。

出勤時の靴などもカビなどが付着していないか
一度確認しておくと良いですね。

また保育園・幼稚園の送り迎えが徒歩または自転車などの場合は
雨が降った時の想定をして準備を忘れないようにします。

傘や雨合羽、ベビーカーに付ける雨避けのシートなど
必要なものをそろえておきます。

自分で歩けるような子供の場合は、仕事復帰後いきなり
雨合羽や傘、長靴など慣れていない恰好をすることで

グズグズ言ったり、上手に歩けなくなったりする事があるので
この準備期間を使って慣らしてあげるといざという時に困らないですよ。

生活リズムの見直しをする

仕事復帰をするにあたって
生活リズムの見直しはとても重要です。

朝起きてから朝食の準備、着替え
赤ちゃんの授乳、家を出るまでのパターンや

仕事が終わったと仮定して
その後のお迎え、買い物、夕飯の支度、お風呂など

仕事復帰したと想定して1日を送ることが
とても大事になります。

掃除や洗濯なども今まで通りの時間で
毎日やろうとするとなかなか難しいです。

洗濯は夜に回して干すや
掃除はトイレと洗面台は出勤前にするなど
自分なりのパターンを決めておくと良いですね。

1日のタイムスケジュールがだいたい決まったら
次は1週間分を確認します。

買い物はまとめ買いが良いのか
お迎えの帰りが良いのか

お米や日用品の買い出しはいつにするのか
休みの日は何を優先すべきかなどを考えます。

考えては試し、不具合があれば修正しつつ
残りの育児休暇を過ごします。

そうすると子供や赤ちゃんにも自然と
パターンが身に付いてきて仕事復帰後が楽になりますよ。

仕事復帰後の家事や育児の分担を決める、確認する

仕事復帰するママにとって
パパとの分担は必要不可欠ですね。

普段から家事も育児も積極的にしてくれるパパなら
特に問題はないかもしれませんが

育児休暇中、ママが家事も育児も全て担っていた場合
しっかりとした話し合いが必要となりますね。

ここをしっかり話し合って、残りの産休で分担が出来ていないと
復帰後ママにばかり負担が来てしまい辛くなります。

ご飯の準備や後片付け、掃除や洗濯ゴミ出し
子供のお風呂、朝のお着替えなど分担することは山ほどあります。

時短勤務などでママが復帰する場合は
まだママにも余裕があるでしょうが

フルタイムで復帰する場合は
パパにもしっかりと分担をお願いしておくのが良いですね。

1日や1週間単位でのタイムスケジュールをみながら
何処を誰が担当するのか話し合うとスムーズにいくと思います。

担当が決まったら
その日から実行してみてみましょう。

仕事が忙しい時期などはお互いに違うでしょうから
できればホワイトボードなどに1週間分として

やるべきことを書き出して色の違うマグネットなどで
どちらが担当するのか明確にしておくと分かりやすいですね。

やりながら微調整をすれば
産休明けの時点ではお互い慣れていると思いますよ。

体力を戻す

仕事復帰にあたり、避けては通れない問題が
体力が持つかどうかの心配ですよね。

母乳をあげているママは
1日に相当な体力を消費しています。

離乳食が始まる生後半年くらいになると
授乳の回数も減ってきて時間も決まってくるので
新生児の時のような辛さは減るかもしれません。

しかし、体力自体が元に戻っているか?という部分に関しては
かなりの個人差がありますので要注意です。

半年くらいで職場復帰を考えている方の場合は
1か月健診を終えて運動しても大丈夫というお墨付きを頂いたら運動を始めましょう。

ウォーキングや筋トレなど基礎体力を上げるような運動や
ヨガやストレッチといった筋肉を伸ばす運動を組み合わせると効果的です。

この筋力を伸ばしたり、リラックスを誘発する運動は
出来れば職場復帰後も続けましょう。

忙しくて時間が取れなくなったリ
疲れててやりたくなかったりもするでしょうが

そういう時ほどしっかりと筋肉を伸ばしてリラックスすることが
翌日への疲れを残さない方法になります。

副交感神経がしっかり働けば
疲れが取れやすくなり翌日が楽になるということを覚えておくと良いですね。

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