これで大丈夫!世界遺産検定3級に向けた勉強法【アプリも紹介】

世界遺産検定
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困っている人
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世界遺産検定3級を受けることにしたけど、
一体何から勉強したらいいんだろう…?

flare
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すべてを勉強するのは、3級ともなるとかなり大変!
内容を絞って、効率のいい勉強をするために、説明していきます!

こんな人にオススメ!

・世界遺産検定3級の申し込みをしたばかりで、これから勉強を始める。
・世界遺産検定に向けて、より効率よく勉強をしていきたい。
・紙ベースだけでの勉強に飽きてきた。

はじめに

世界遺産検定は、4級から1級、そしてマイスターと階級が上がるにつれて難しくなります。
マイスターは記述式で、難しさも格別です。
今回は、受検者にとって初めの難関になりやすい
3級の勉強法について、きっちり解説をします。

世界遺産検定3級の出題範囲と傾向

世界遺産検定3級は、世界遺産の中で、
日本の遺産全て+主要な世界の遺産100が出題範囲となっています。
どの100かは、公式テキストに準じます。

配点は、
世界遺産の基礎知識…25点
日本の遺産…30点
世界の自然遺産…10点
世界の文化遺産…30点
その他…5点
となっています。

私が受検したときは、その他として、現在協議中の日本の世界遺産について出題されました。
テキストにはない時事問題などが出題されると考えて、差し支えないと思います。

また、全ての問題が選択式で、1問1点か2点です。
どの分野ももちろん大事ですが、
範囲の割には日本の遺産の配点が高いことが分かります。
直前の勉強では、日本の世界遺産を復習するとよいと思います。

まずはテキストの購入を!

他の資格でも似通った感じではありますが、
とにかくこれはテキストを買わないと始まりません。

例えば英検などの場合、3級は中学3年修了程度となっているので、
英検のテキストがなくてもなんとかならなくはありません。
(それでもテキストありきな気もしますが…)

しかし、世界遺産検定については、範囲はそのテキストを見ないとどうしようもありません。
また、一つ一つの遺産について、テキストには重要事項が書かれています。
キーワードが太字や赤字で書かれており、
受験勉強を思い出す人も多いのではないでしょうか。

Amazonなどでも買えますし、書店でも取り扱う店が増えてきました。
高価でもないし、何種類も本がある訳ではないので、
とりあえず購入して間違いないと思います。

テキストの使い方は?

テキストを購入したら、まずはざっと見たくなると思います。
しかしちょっと待ってください。
よく分からないまま全てを見るのはあまりに効率が悪いです。
世界遺産に本当に興味がある、とにかくどんなことでも知りたい、というわけでない限り、
まずざっと見る、はやめた方がよいです。

ならどうしたらよいか?

まずは、日本の遺産のページだけを一読してください。
日本の遺産だけなら、ページ数も全体の2割から3割程度で、
聞き慣れた遺産も多いので読みやすいと思います。
読めたら、過去問を見てみてください。

過去問集を買わせようという回し者ではありませんよ。笑
過去問集を買うもよし、今だとYouTubeを見ると意外と情報はあります。
ただ過去問集のコスパは圧倒的によいことは添えておきます。
まずはそこで、傾向を知ることが大切です。

すると、出題範囲に反して、意外と出る問題は固定化されていることに気付きます。
例えば、石見銀山の問題であれば、灰吹法(はいぶきほう)と間歩(まぶ)の出題率がかなり高いです。

固定されているからこそ、まずは一回分を解くだけでも意味があります。
一回分を解き、解けなかった部分をテキストで確認しましょう。
その遺跡についての全ての部分ではなく、赤字太字や、意外とその近辺の内容を問われることもありますが、
さっきも述べた通り、内容は割と固定化されているので、
出題された部分のみの確認で大丈夫です。

過去問の傾向をつかもう!

過去問をいくつか解くと、傾向が見えてきます。
繰り返しになりますが、出題される内容はかなり固定化されています。

まずは、日本の遺跡についてですが、
ほぼどの遺跡についても一問ずつ出題されると考えてよいです。
過去問を解き、そこで出題された内容のみにマーカーペンなどを引くといいですね。

次に世界の遺跡についてですが、これはかなり範囲が広いので、
一回分の過去問を解くだけでは傾向はつかみにくいです。

しかし、過去問集には4回分の過去問がついています。
そこで2回以上出題されているところが多くあります。
その内容を見ておけばよいと思います。

世界の遺産は範囲がとても広いため、まずは日本の遺跡が得点源になります。

何点取ればよいの?

ここまで読んでいただけると、かなり得点を取れる要素はつかめてきたのではないかと思います。
実際の問題は、差はありますがおおむね4択問題です。
その中で、60点以上を取ることが合格の条件です。

さきほども述べた通り、世界の遺産は範囲が広く、対策しにくいです。
日本の遺産でどれだけ高得点を取ることができるかが大事です。
目安はまた別の記事で述べたいと思います。

まずは日本の世界遺産を!!

3級と4級では、とにかくまず日本の世界遺産を押さえておく必要があります。
60点合格というのは、学校の勉強などと比べるとあまり高いイメージが湧かないかもしれません。
しかし、日本の世界遺産を落としてしまうと、残りはかなり勉強しづらい部分になります。

まずはテキスト、過去問の準備ができたら、
勉強のコスパが非常に高い、日本の世界遺産を一気に勉強することをオススメします。

世界遺産検定のおすすめアプリ

第一位 世界遺産検定クイズ

このアプリは、級ごとで、地域ごとに出題を選ぶことができます。
特におすすめなポイントとしては、2つあります。

まずは、日本の世界遺産だけでカテゴリー化されているところです。
どの級でも共通している特徴として、日本の世界遺産の出題比率が高いことが挙げられます。
日本の世界遺産は2022年2月現在で25件しかないので、
合格に直結すること間違いなしです。

世界遺産検定アプリ

次に、解説が非常に詳しいところです。

一つ一つの問題に対して、しっかり解説が準備されています。
間違った選択肢に関する情報も詳細にまとめられており、
この解説を読み進めるだけでかなりの勉強になります。

画面下部にバナーが入るだけで、完全無料で使うことができます。

第二位 世界遺産Quiz

検定コースでは、それぞれの級の過去問をアレンジし、
いわば予想問題のような形で四択問題を進めることができます。

世界遺産Quiz

このアプリのよさは、地域ごとにも学習できると言うことです。
特に2級以上を受検する場合、かなりの量の知識が必要なため、
地域ごとに知識を整理しておくと、得点しやすくなります。

4級、3級は検定コースで、
2級以上は検定コースとクイズを使い分けながら勉強すると効率がよいです。

広告は下部にバナーが入りますが、アプリ自体は完全無料なのもおすすめの理由です。

第三位 世界遺産検定3級試験対策 アプリ オンスクjp

3級の勉強に特化したアプリです。

初級については、会員登録とログインさえすれば無料で使うことができます。

中級、上級については課金が必要です。
中級、上級でそれぞれ370円(執筆時現在)ですが、
書籍を買うよりは安価な設定になっています。

個人的には、1600円の公式テキストの方が勉強をしやすいと思いますが、
ケータイでいつでもどこでも勉強ができると言う点で、
アプリで勉強したい友人はこちらを推していました。
このあたりは好みだとも思いますので、第三位として挙げました。

まとめ

大変だ、内容が多すぎる…と思った人もいるかもしれません。
しかし、考えてみてください。世界遺産に興味をもってもらうための検定です。
3級がそんなに難しかったら、誰も受けませんよね?
だから、ここまでで伝えたことくらいを意識して、頑張ってみてください

また、世界遺産検定については、発展途上と言うこともあり、アプリの数自体はあまりありません。
紙ベースでの、テキストと過去問の勉強だけでも量としては十分ありますが、
それらでの勉強だけでは、飽きてしまったり効率が落ちてしまったりすることもあるので、
アプリでの勉強も検討してみてもよいと思います。
今後、またよいアプリがリリースされたら、お伝えしていこうと思います。

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