世界遺産検定4級で超頻出の日本の知識5選

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日本の世界遺産だけで25個もある…

どこから勉強したらいいんだろう?

1つ1つの知識を付けることも必要だけど、

今回は内容を横断的に、覚えやすくまとめていきます!

こんな人にオススメ!

・世界遺産検定4級を受検する予定がある。
・日本の世界遺産の分野が苦手で、なかなか覚えられない。
・世界遺産検定は受検しないが、日本の歴史に関する知識を少しつけたい。

はじめに

世界遺産検定には、日本の世界遺産、海外の世界遺産が出題されます。
どちらも勉強したいところですが、
資格を手っ取り早く取得したい人は、日本の世界遺産を勉強するとよいです。

なぜ日本の知識から?

理由としては、圧倒的なコスパのよさが挙げられます。
特に4級を受験する人は、まだまだ世界遺産についての知識は乏しいと思います。
その中で、馴染みの薄い海外の勉強をすることはなかなか厳しいのではないでしょうか。

そこで、予備知識がある程度自然ともてている、
日本の世界遺産を得点源とすることをおすすめします。

4級は50問中23問が日本の世界遺産からの出題です。
ここさえ押さえれば、30問の合格ラインまであと7問となります。
勉強のコスパとしてはかなり高い内容です。

その中から、まとめて覚えておくと勉強しやすいと思われる、
5つの内容について書いていきます。

頻出の内容

日本の自然遺産

世界遺産は、自然遺産、文化遺産、複合遺産とありますが、
日本には複合遺産は一つもありません。
そして、ほとんどのものが文化遺産であるため、
自然遺産は5つしかありません。

この5つは是非覚えるといいと思います。
・知床(北海道)
・白神山地(青森県と秋田県)
・小笠原諸島(東京都)
・屋久島(鹿児島県)
・奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(鹿児島県と沖縄県)

どうですか?名前くらいは聞いたことが…と言う人が多いのではないでしょうか。
そうでなくても5つだけなので、なんとか覚えてしまいたいものです。

また、奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島は、2021年7月に登録されたばかりです。
以前のテキストを使っているとまだ掲載されていない上に、
最近登録されたものは出題されやすい傾向にあるので、
かかさずに覚えておきたいですね。

日本で初めに認定された世界遺産

日本で初めて世界遺産をにんていされたのは1993年のことです。
その年に、日本からは4つの世界遺産が認定されました。

・法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)
・姫路城(兵庫県)
・白神山地(青森県と秋田県)
・屋久島(鹿児島県)

白神山地、屋久島は数少ない自然遺産でもあり、
かなり重要度が高いことが分かります。

唯一の負の遺産

基礎知識にも関係してきますが、「負の遺産」と言う言葉そのものは、
世界遺産条約で正式に定義されているものではありません。
しかし、半人道的な行為を2度と繰り返さないように、という
強いメッセージ性のある世界遺産です。

この「負の遺産」は、日本では広島平和記念碑(原爆ドーム)しかありません。
3級以上を受験するのであれば、
これは登録基準6の「出来事や宗教、芸術」にあたることも押さえておきたいですね。

動物の種類

4級で出題される動物も、種類が限られています。
動物名と、それに関する世界遺産はリンクさせておきましょう。

・クマゲラ、ニホンカモシカ→白神山地(青森県と秋田県)
・陸産貝類、グリーンアノール→小笠原諸島(東京都)
・アマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ→奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(鹿児島県と沖縄県)

2021年に奄美大島などが選ばれたことを受けて、種類が増えましたが、
知名度が高いものが多く、出題されやすいと考えられます。
後のものは数も少ないので、覚えられそうですね。

植物の種類

4級のテキストにおいて、日本の植物は以下の2種類だけが載っています。

・ブナ→白神山地(青森県と秋田県)
・屋久杉→屋久島(鹿児島県)

この二つは確実に押さえておきましょう。

まとめ

世界遺産検定を受けようとしているのであれば、
多少は聞いたことがある、耳慣れしている用語が多かったのではないでしょうか。
この内容だけではまだ足りませんが、勉強の一助となれば幸いです。

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