【必見】数ある資格の中から、世界遺産検定を選ぶメリットと受検級の選び方

世界遺産検定
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世界遺産検定を受けるとどんないいことがあるの?

flare
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世界遺産検定にはメリットがいっぱいです!
受検を考えているのであれば、この記事でメリットを知ってください!

こんな人にオススメ!

・世界遺産検定を受けようかどうか迷っている。
・世界遺産検定の何級を受けるか迷っている。
・進学や就職に、資格を生かしたい。

はじめに

今、受験者が増えている世界遺産検定。
2020年には、年間4万人ほど受験をしました。
マイスター、1級〜4級の5つの階級があり、
受けるメリットもさまざまあります。

今回は、そんな世界遺産検定を受けるメリットについて、
僕なりにまとめてみました。

どんな人が受験をするの?

まずは、どんな人が受検をするのかについてまとめていきます。

性別
男性 41%
女性 59%

どちらかと言うと女性が多いようです。
ただ資格は物によっては性別はかなり偏ります。
ほぼ同じ割合だと考えてよいと思います。

年代
〜10代 34%
20代  38%
30代  9%
40代  9%
50代  6%
60代〜 4%

10代、20代で過半数を占めています。
進学や就職を考えて受ける人が多いのかもしれません。

職種
学生  43%
会社員 42%
公務員 6%
主婦主夫3%
自営業 2%
その他 4%
ここからも、学生に人気な資格だと分かりますが、
意外と会社員や公務員の人も取得をするようです。
旅行系の会社なんかだと、働きかけがある場合もあるようです。

進学するときに有利に!

実は世界遺産検定は、進学するときに優遇してくれる学校が割とあります。
英検、漢検ほどではないですが、徐々にメジャーになってきている感じがあります。
こちらに掲載されている通り、2021年現在で240校以上の大学や短大で優遇措置を受けられます。

ほとんどのところで、4級から記載することができます。
中には四日市大学や大阪国際大学のように3級からのところだったり、
流通経済大学、文京学院大学のように2級からのところもあります。
受験、活用しようとするところについて、チェックしておく必要があります。

就職でも有利に!

就職でも、世界遺産検定を優遇する企業があります。
観光系、マスコミ、海外に拠点のあるメーカーでは優遇されると考えられます。

また、JTBグループ、KNT-CTホールディングス、
阪急交通社、日本旅行では社内推奨資格として指定されているので、
これらの企業では特に優遇されることでしょう。

一番のメリットとは…

ここまで、たくさんのメリットを伝えてきましたが、
個人的には一番のメリットは世界のことを知るきっかけとなることだと思います。

世界遺産検定がなくとも、もちろん世界は面白いです。
自然遺産や文化遺産、複合遺産のどれもが人々を魅了することは間違いありません。
しかし、世界遺産検定が、世界のことを知るきっかけに十分なりうると思います。

世界遺産検定のテキストは、世界中の魅力を詰め込んだ本と考えて差し支えありません。
旅行に行ったときに、ふと学んだ内容を思い出したり、
現地でさらに歴史について学んだりすることにもなります。

それぞれの級について

世界遺産検定は、4級から始まり、3級、2級、1級
マイスターと続きます。
マイスターが最も難しく、4級が最も難易度が低いです。
ではどれから受けるのがおすすめか?
それぞれはどんなレベルなのか?
一挙にまとめて紹介します。

それぞれの級の範囲

それぞれの級の範囲とレベルは表の通りです。


マイスター 世界遺産全件 専門家レベル
1級 世界遺産全件 社会人レベル
2級 日本の全遺産+世界の遺産300件 大学生〜社会人レベル
3級 日本の全遺産+世界の遺産100件 高校生〜大学生レベル
4級 日本の全遺産+世界の遺産32件 中学生〜高校生レベル

レベルは、公式サイトによるものです。
日本の全遺産とは、2022年2月現在で25件、
世界の遺産は2021年現在で1154件存在します。

また、1級は受検資格として2級合格が必要です。
マイスターは受検資格として1級合格が必要です。
つまり、初めて受けるのであれば、2級〜4級というのがルールです。

勉強方法は?

まずは専用テキスト、過去問の購入をおすすめします。
1級と2級で一冊、3級と4級で一冊あり、
それぞれに4回分(1級のみ2回分)の過去問が掲載されています。

世界遺産検定は、そもそもテキストを買わないと出題範囲が分かりません。
早めに買って、全体を眺めることがおすすめです。
勉強法については、別記事もご覧ください。

初めての人は、この級を!

公式でおすすめの級は出ているものの、実態に応じて受けるべき級は異なります。
いざ受けてみて、「全く歯が立たなかった…」とか、
逆に「簡単すぎてもったいなかった」という人もいるようです。

ここでは、実際に受検した私が考える、人によるおすすめの級を伝えます。

小中学生

小中学生は、4級がよいと思います。
日本の遺産も、その基本となる都道府県や一般的な動物、植物名の知識も案外必要です。
ただし、難関高校を受験するような人に限っては、3級もありだと思います。

高校生

中学時代に社会科で苦労していた人や、
世界遺産に正直あまり興味がない人は4級でもよいと思いますが、
基本的には、3級が妥当だと思います。
日本史、世界史選択の人でも、2級はかなり難しいです。

大学受験には4級から対象となっているところが多いですが、
実際それがどれくらい影響しているかは正直よく分かりません。
4級から対象、というところは、4級以上を対象としているというより、
詳細は書かれていないので、どれでもよいという感じです。

3級、2級を指定しているところは、
指定をされているということなので、影響があるのではないかと思います。

大学生・一般

導入としては4級も悪くはないですが、
4級は一般常識のレベルで答えられてしまうものも多いです。
世界遺産に特にゆかりのない仕事などであっても3級からがよいです。
自信があれば、2級に挑戦してもよいと思いますが、かなりの勉強が必要にはなります。
ただ、就職で有利になるのはおおむね2級からなので、
そのあたりは計画的に進める必要がありそうです。

まとめ

世界遺産検定の回し者ではありませんが…
世界遺産検定を大いに勧める内容になってしまいました。
ただ、このコロナ禍では特に勧められること間違いなしだと思います。

それぞれの立場によって受けるべき級は変わりますが、
自分の経歴、受ける目的などによって考えるとよいです。
ただし、1級やマイスターは別格です。受験資格も必要なので、
まずは2級〜4級から選びましょう。

世界遺産検定を通して、当ブログの読者の皆様の人生が充実することを祈って、
記事を締めさせていただきます。

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