世界遺産検定2級を受けようと考えているんだけど、
どんなレベルなんだろう、私にできるのかなぁ??
2級ともなるとレベルも上がってくるよ!
最近の2級の傾向をここではまとめていきますね!
・世界遺産検定2級を受検しようと考えている。
・世界遺産検定について調べているが、あまりまだ知識がない。
・初めて世界遺産検定に挑戦しようと思っている。
はじめに
近年受験者数が増えてきている世界遺産検定ですが、
2級になるとかなりレベルが上がってきます。
1級を受検するときには、2級の合格が条件としてあげられているので、
世界遺産についてかなり知識がある人にとっては、2級が初めての受検という人もいるかもしれません。
今回の記事では、2級を受ける人向けに、情報をお伝えします。
2級の問題数や配点は?
60分間で60問を解くことになっています。
3級より10分長くなっており、理由としては
会話文や、手紙などを読み取って考える問題があることが挙げられます。
3級や4級よりも、読解する力とスピード、
数多くの世界遺産を比較する(地域や価値)力を問われています。
選択肢の数はあまり変わっていません。
大体の問題が、おおむね4択で構成されています。
配点は
・世界遺産の基礎知識 20%
・日本の世界遺産 25%
・世界の自然遺産 10%
・世界の文化遺産 35%
・その他 10%
となっています。
その他については、他の級と同様で時事問題を問われることが多いです。
特に、現在検討されている日本の世界遺産候補については見ておくとよいでしょう。
2級の合格点は?
2級〜4級は共通で、100点満点で60点合格です。
2級と3級は60問ありますので、一問あたり1点か2点です。
勉強の優先順位としては、まずは基礎知識を最優先とするとよいです。
次に、25個しかない日本の世界遺産、ここは全て押さえたいところです。
そして300個も範囲となっている海外の遺産を詰め込めるだけ詰め込みましょう。
一般常識レベルだけではなかなか合格することはできません。
2級の合格率は?
過去数回の受験者数、合格者数、合格率をまとめてみました。
2020年12月試験
受験者3730人、合格者2477人、合格率66.4%
2020年9月試験
受験者2975人、合格者2120人、合格率71.3%
2020年7月試験
受験者3695人、合格者2998人、合格率81.1%
2020年2月試験
受験者2107人、合格者1290人、合格率61.2%
合格率は6割〜8割程度で推移していることが分かります。
受験者数もかなり増減していることから、
合格率がそのまま難易度を反映しているとはあまり考えられません。
問題集によると、コロナ禍でおうち時間が増えていることで、
これまでにない層が受検をしている、というような記述もありました。
一説としては考えられそうです。
まとめ
3級と比べても、かなり広い知識が必要となる2級の紹介でした。
海外の世界遺産が、300個も範囲になるということですが、
配点や勉強のコスパを考えると、これまでの級と同じように、
まずは基礎知識、そして日本の遺産、最後に世界の遺産の順に
勉強していくことになると思います。
それぞれの分野の学習についても、まとめていきますので、
そちらの記事もご覧いただけると幸いです。