【試験1週間前必見】世界遺産検定 世界遺産の基礎知識【3級、4級】

世界遺産検定
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困っている人
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世界遺産検定、来週受検なのに全然勉強ができていない!
まずは何から勉強すればいいんだろう…

flare
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まずは断然、「世界遺産の基礎知識」からがいいよ!

配点が高く、ここを押さえるところから始まります!

こんな人にオススメ!

・世界遺産検定3級、4級を受検する予定がある。
・手っ取り早く得点を取れるようになりたい。
・試験まで1週間以内で、あまり勉強に時間をかけられない。

はじめに

世界遺産検定で、マイスターを除いたどの級でもかなりの割合を占める、
基礎知識の部分についてまとめていきます。
1級、2級となると、かなり深い部分まで必要になるので、
この記事では、3級、4級程度に対応して伝えていきます。

基礎知識の配点比率は?

マイスターを除いた1級~4級、どの級でも必要な内容になります。

世界遺産検定公式ホームページによると、基礎知識の部分の配点比率は以下の通りとなっています。

1級 200点中25%
2級 100点中20%
3級 100点中25%
4級 50問中13問(26%)

どの級でもかなりの配点を占めることが分かります。
特に、3級と4級では、以下の内容でほとんど網羅できており、
1つ1つの遺産の知識を押さえるよりもかなり手っ取り早いです。

そして、勉強してみると分かるのですが、はっきりいって勉強量はかなり少ないです。
圧倒的にコスパを誇るのが、この分野となります。

3級、4級向け基礎知識まとめ

3級程度に対応したまとめです。
特に頻出の内容や、4級でもよく出る内容にはマーカーを引いています。

世界遺産とは

・世界遺産は、「顕著な普遍的価値」をもつものを、
「世界遺産条約」に基づき、「世界遺産リスト」に記載して守っていく。
・「文化遺産」、「自然遺産」、「複合遺産」に分類されている。

世界遺産条約とは

・1972年にユネスコで採択された。
・「文化」と「自然」を初めて一つの条約の中で保護する条約。
・「負の遺産」と呼ばれる遺産も存在する。(明確に定義されているわけではないが、「広島平和記念碑」、「アウシュヴィッツ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所」、奴隷貿易の「ゴレ島」、人種差別の「ロベン島」など)
・世界遺産の保護、保全の義務と責任は「遺産保有国」にある。
・エジプトのナイル川で始まった、アスワンハイダムの建設がきっかけ。アブ・シンベル神殿の水没を防いだ。
・世界遺産とは、分割できない我々の遺産であるというのが理念。

世界遺産申請の条件

1遺産を持つ国が世界遺産条約の締結国である。
2各国の暫定リストに記載されている。
3保有国から申請がある。
不動産である。
5国の法律で保護されている。

登録までの流れ

・文化遺産であればICOMOS(Cは「Culture(文化)」)が調査をする。
・自然遺産であればIUCN(Nは「Nature(自然)」)が調査をする。
・「世界遺産委員会」が1年に1回開かれて審議。
・「顕著な普遍的価値」があるかを判断し、21カ国(2年ごとに7カ国改選、任期は6年)で話し合われる。

世界遺産の概念

真正性…独自性や伝統、技術を継承する考え
・完全性…顕著な普遍的価値を証明し保護・保全する条件が整っていること
文化的景観…人類が長い時間かけて自然とともに作り上げた景観や、自然の要素が人間の文化と強く結びついた景観。
シリアル・ノミネーション・サイト…複数の遺産を全体として「ひとつの遺産」として登録するもの。
例→明治日本の産業革命遺産が福岡県、長崎県などに点在している。
トランス・バウンダリー・サイト…国境をまたいで存在する世界遺産。
例→ル・コルビュジエの建築作品が、フランス、スイス、日本などに点在している。
平和のとりで…ユネスコ憲章前文に書かれている、人の心の中に築きたいもの。

まとめ

おおよそ、これらの内容を学べば、3級、4級の基礎知識の半分以上は得点をすることができます。
また、これらの部分は基本的な概念であるため、何年後になっても変わりません。
そういった意味でも、勉強する意味がかなり強い内容となっています。
ぜひブックマークしていただき、試験直前に見ていただきたいと思います。

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