育児疲れで消えたいと感じてませんか?辛い思いしてませんか?

育児
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ネガティブなことばかり考えてしまっていませんか?

毎日育児をしていると子どもができる前は感じなかったストレスや疲れを
感じるようになりますよね。

自分の自由にできる時間もなくなりイライラしたり、悩んだりすることも
増えてきます。

・何もないのに涙が出てくる。
・何のために自分が生きているのかわからない。
・やる気が出ない。
・自分が消えてなくなってしまえばいいと思うことがある。
・子どものことをかわいいと思えない。

ご自身がこのような状態になってはいませんか?こんな風に気分が落ち込み、
ネガティブなことばかり考えてしまう状態のお母さん。
それは産後うつかもしれませんよ。

産後うつとはどんな状態?

産後うつとは『うつ病』の一種です。妊娠をして出産をした女性の身体は
ホルモンバランスに大きな変化があります。また、それは大変崩れやすく
身体や心の不調を引き起こしやすいのですよ。

そんな時、産後のうつ状態にもなりやすいのです。産後うつの期間や
症状は個人差がありますが、大体、産後2~3週間くらいから
2~3か月頃に症状を感じる人が多いようですよ。

多くの人は1年ほどで症状が落ち着きますが、ずるずると症状を
ひきづってしまい長期間症状が治まらない人もいるようですよ。

<産後うつの症状>
・いつもイライラする。イライラすることが増えた。
・そわそわして落ち着かない。
・何事にもやる気が出ない。
・子どもはかわいいが育児を苦痛に感じる。
・不安なことばかり考えてしまう。
・過食や食欲不振になる。
・頭痛がする。
・倦怠感がする。
・夜寝つきが悪い、不眠。
・下痢や便秘をする。
・なんでもないのに涙がでてくる。
・自分ばかり大変な気がする。

人それぞれ症状は違いますがこのような症状が伴います。
いくつ当てはまりましたか?多ければ多いほど危険ですよ。

産後うつの何が危険?

『産後うつ』の症状は、軽い場合、人から見ても『育児に疲れてるんだな。』
と思う程度に感じるかもしれません。

しかし、産後うつは放っておくと症状がエスカレートし、
恐ろしいことになるんですよ。

・育児が難しい
身体の調子が悪かったり、やる気が起こらなかったりすると
体力のいる育児をすることが難しいですよね。

イライラして子どもを怒ってしまうばかりになり、また自分に嫌気がさし、
またストレスがかかりますよね。悪循環です。

ひどいくなると子どもはかわいいのに暴力をふるってしまうということも
あるんですよ。

・お母さん自身の健康が保てない
食欲不振になったり、過食になったり、夜眠れないとお母さん自身の健康が
保てませんよね。体力もなくなったり病気しやすい身体になってしまうことも
考えられます。

・自殺の危険性
うつ症状がひどくなると『こんな生活から逃げたい』
『子どもを育てる自身がない』『自分が消えてなくなってしまいたい』
そう考えるようになってしまうことがあるんですよ。

これは、かなり重い症状ですよね。こうなると自殺を考えたり、
命を落としてしまうこともあるのです。

実際、産後うつの状態に陥り自殺してしまったという人もたくさんいるんですよ。
恐ろしいですよね。

産後うつの症状を改善するためにできること

自殺を考えてしまうほど辛い場合は、一刻も早く心療内科や精神科を受診する
必要があります。適切な治療が必要になってきますよ。

ちょっと気持ちが落ち込んだり、やる気が出なかったり、身体的に軽い症状が
ある場合は、お母さんの心や体の限界がきているというサインです。

しっかりお母さん自身の身体や心のケアをしてあげるのがいいでしょう。

・休息をとる
まずは身体を休めてあげることが大切です。しっかり睡眠時間を確保し
身体や脳を休めてあげましょう。

夜も子どもの世話が大変で休めないときは、お昼間にでも子どもと
一緒にお昼寝したり、仮眠の時間を確保するのがいいですね。

・頑張りすぎない
産後うつは頑張り屋さんがなりやすい病気なんですよ。育児はとても
大変なんですよ。なんでも完璧にする必要はありません。

食事や料理、手抜きできるところは手を抜いて、その分、自分の好きなことを
する時間が作れるといいですね。全部を一生懸命がんばりすぎると
疲れてしまいますよ。

頑張るところと手抜きするところ、判断して上手に時間を使いましょう。

・引きこもらない
育児をしているとついつい家の中に引きこもりがちです。家にいる時間が増えると
悩む時間も自然と増えてきますよね。外に出て人とお話したり、
外の空気を吸ったりするのもリフレッシュに最適な方法です。

一日一回は外の空気を吸えるといいですね。

・人に頼る
自分一人で育児を頑張ってはいませんか?しんどい時、辛い時、悩みがある時は
旦那さんや家族の方、友人、相談できる人に相談してみましょう。

たまには子どもの面倒をみてもらうのもいいですよね。きちんと話をしないと
人にはしんどさ、辛さは伝わりませんよ。地域にもよりますが、
相談の場や子どもを預かってくれるようなサービスもあるはずです。
活用してみましょう。

まとめ

育児をしていて『消えてしまいたい。』と感じるのは身体や心の危険信号です。
早急に解決する必要があります。まずはしっかり休息をとり身体を休めて
あげること、そして一人で頑張りすぎず人に頼ることも大切です。

身体の不調をきたしやすい産後の身体と心、しっかりケアしながら
子育てができるといいですね。お母さんが心も身体も健康で笑顔でいることが
できるのが子どもにとっても大切なことですよ。

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