育児疲れしていませんか?体に現れやすい3つの症状

育児
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風邪症状

風邪をひくと大変

・子どもができる前は風邪なんてひくこともなかったのによく風邪をひくようになった。
・風邪をひくとなかなか治らない。
・冬場はずっと風邪をひいている。
・風邪をひいていて育児をするのがしんどい。

こんな経験はありませんか?子どもが風邪をひいてしまって、
看病していたら子どもがよくなったころに自分が風邪をひいてしまった
という経験をされたことのあるお母さんは多いのではないでしょうか。

風邪をひいた子どもは『鼻が詰まっておっぱいが飲めない』『咳がでて眠れない。』
『咳き込んで嘔吐してしまった。』とぐずって看病も大変ですよね。

お母さんにべったりくっついて離れないという子もいるでしょう。
お子さんもお母さんも眠れないということもあるでしょう。

子どもが病気をすると大変ですよね。『子どもが病気するとかわいそうだから
変わってあげたい。』と思うお母さんも多いでしょう。

しかし、育児も家事もしなければならないお母さんが風邪をひいたり
調子を崩したりすると大変ですよね。

では、子どもができる前はあまり風邪をひくこともなかったのに
子どもができるとよく風邪をひくのはなぜでしょうか。

どうしてお母さんも風邪をひくの?

子どもができてからよく風邪をひくというお母さんも多いでしょう。
では、なんでよく風邪をひくのでしょうか。

・子どもは免疫力が低い

子どもはすぐ病気をしますよね。保育園や幼稚園に通っていると流行りものの
病気には全部かかっちゃうというお子さんも多いでしょう。

病院に連れて行っても違う病気をもらって帰ってくるということもありますよね。
子どもは大人に比べて免疫力が低く病気にかかりやすいのです。

病気中の子どもは機嫌が悪いことも多いでしょう。お母さんにずっと
べったり抱っこ、お母さんの顔にむかってくしゃみや咳を容赦なくふきかける、
こんな状態が続くと病気はどうしてもうつってしまいますよね。

子どもが風邪をひいてお母さんも風邪をひくというパターンはよくあります。

・お母さん自身の体質の変化

お母さん自身の体質の変化も風邪をひきやすい原因の一つです。
妊娠、出産を経験し身体のホルモンバランスも大きく変化しています。

環境の変化やストレスでホルモンバランスも崩れやすくなっているんですよ。
育児をしていると夜中の睡眠が不十分であったり、ストレスがたまりやすかったり
しますよね。

そんなことが原因でホルモンバランスも崩しやすくなり、
体調も崩してしまいがちです。そんな時には風邪もひきやすくなるんですよ。

風邪をひいたら早く治すのが大事

お母さんが風邪をひいたら家のことや子どものお世話もあるのに大変ですよね。
風邪をこじらせてないうちに早く治さなければなりませんよね。

・ゆっくり休む

風邪をひいたときは、まずゆっくり休むことが大切です。
子どもがいるとごはんを作ったり、お世話をしたりゆっくり休むことは
できませんよね。

そんな時は、旦那さんやご両親に子どもの面倒を任せられる場合は
お願いするのが良いでしょう。

もし、お願いできない場合は、地域の育児支援を利用するのも
いいかもしれませんね。一時預かりのサービスやファミリーサポートなども
活用できますよ。

ゆっくり一人で休むことが風邪をひいたときには一番です。
家事も無理をせず、頑張りすぎないのがいいですね。

・栄養のあるものをしっかりとる

風邪をひいたとき、食事を摂るのもしんどい時がありますよね。
しかし、栄養をしっかり取っておかないと風邪もなかなか治りません。

最近ではビタミン、カロリーのあるゼリータイプやドリンクタイプのものも
あります。そういったものを摂るのもいいですね。

保存期間が長いものが多いので常備しておくのもいいかもしれませんね。

風邪をひきにくい身体づくり

風邪をひいてしまったときは仕方ありませんが、まずは、風邪をひきにくい
身体づくりをしておくことが大切ですよね。

・十分な休養

日ごろから、ゆっくり身体を休めておくことが大切です。
十分に休養がとれていないと疲れやすく、免疫力も低下して病気のしやすい
身体になってしまいますよ。

夜も『最近、疲れているな。』というときはなるべくはやく寝るように
するといいですね。

・十分栄養をとる

日ごろから栄養のある食事を心がけましょう。ビタミンや鉄分、
タンパク質は丈夫な体を作るのに大切な栄養素です。

産後は栄養も不足しがちです。栄養にも気を付けながら食事できると
いいですね。

・適度な運動

日ごろから体力をしっかりつけておくことが大切です。育児をしていると
どうしても家に引きこもりがちで運動不足になりやすいですよね。

意識して運動することは大切です。家の中でスクワットやストレッチをしたり、
ウォーキングしたりするのもいいですよね。
意識して日ごろから体力づくりしておきましょう。

まとめ

育児をしているとお母さんが風邪をひいたり調子を崩したりすると大変ですよね。
まずは、風邪をひかないように日ごろから丈夫な体作りを心がけることが大切です。

風邪をひいてしまったときはしっかり休息をとり早めに治すことができると
いいですね。家族や地域のサービスも活用してみてくださいね。

過食症

過食で悩んでいませんか?

育児をしているお母さん、過食で悩んではいませんか。育児で毎日疲れて、
イライラして、ついつい暴飲暴食をしてストレスを発散してしまうという方も
いるのではないでしょうか。

『イライラした時にちょっと食べすぎてしまった。』という程度なら誰にでも
経験はあるでしょう。その過食がエスカレートしすぎてはいませんか?

・食事以外の時間も食べ過ぎて明らかにカロリーオーバーしている。
・体重が急増している。
・体重が激減している。
・食欲がおさまらない。
・食べないと気がすまない。
・食べたところなのにすぐに何か食べたくなる
・口に何か入れていないと落ち着かない。
・食べては嘔吐するのを繰り返してしまう。

こんな方は要注意です。それは『過食症』という食行動の異常ですよ。

過食症とは

過食症とはその名前の通り『食べ過ぎてしまうという病気』です。
自分で食事の量のコントロールがうまくできない状態です。
過食は大きく分けて二つ種類があります。

・過食嘔吐を繰り返す

食べては嘔吐するを繰り返してしまうタイプです。大量に食べ物を買い込みこみ、
食べる量をコントロールできず一度に食べ尽くしてしまいます。

その後、『太りたくない』『食べて過ぎたことがつらい』と後悔して
自分で嘔吐をして食べ物を出してしまう行為です。

過食しても嘔吐してしまうことで太ることがなく、逆にやせてしまうことも
あるんですよ。食べても太らないことに安心してついついこのような
行動を繰り返し、やめられなくなってしまうんですよ。

・食べ続けてしまう

この場合は食欲が抑えられず、ストレスでドカ食いしてしまうようなタイプです。
食事も明らかなカロリーオーバーになり、食事以外にも一日中食べ続けてしまう
といった症状があるんですよ。

嘔吐はしないため体重が急激に増加し肥満体系になってしまいます。

過食がとまらないとどうなるの?

・過食嘔吐してしまう

過食嘔吐を繰り返すタイプは、嘔吐を繰り返すことにより、食道や胃を
痛めて逆流性食道炎や胃炎になったりしてしまう危険性があるんですよ。

また、症状がひどくなると、下剤を乱用して排泄をすることで太らないように
する人もいます。これがひどくなると下剤なしで自力排泄することができなく
なることもあるんです。

また、食べても嘔吐して栄養が身体に行き届かないため、栄養失調の状態
になったり、電解質のバランスが崩れてしまい、命の危険性もあります。
恐ろしいですよね。

・過食のみ(嘔吐しない)

嘔吐はしないけど『明らかに毎日の食事がカロリーオーバーしている。』
『空腹でいる時間がない。』このような場合も様々な疾患を引き起こしてしまう
危険性があります。

過食を続けることで生活習慣病と言われる糖尿病や通風、肝脂肪、腎機能障害、
心疾患などになってしまうんですよ。過食が止まらず、体重が激増してしまった
という人は要注意ですよね。

過食が抑えられず、このような症状が出ている場合は自分で症状を抑えるのが
難しい場合があります。そんな時は、早めに病院を受診してみるのが良いでしょう。

『まだ大丈夫。』という考えでいると、症状が改善しにくくなったり、
体調を崩してしまったりする危険性があるんですよ。
過食を甘く見てはいけません。

過食予防のためにできること

大きく分けて二種類の過食タイプがありますが、こうなってしまう原因の一つに
精神的ストレスがあります。妊娠、出産、育児と急激な身体の変化、
環境の変化があった産後のお母さんは知らぬうちに大きなストレスや疲労が
たまっていることがあります。

そんなときが危ないんですよ。ストレスの発散方法として過食してしまい、
それがどんどんコントロールできなくなり過食症になってしまうのですよ。

では、こうならないためにどうすればよいのでしょうか。

・十分な休息

まずは、疲れやストレスをためないために十分な休息をとることが必要ですよ。
育児中は無理をせず早めの就寝したり、できるときは仮眠をとったりと
上手に身体を休めるのが良いでしょう。

・適度な運動や外出

育児中は家に引きこもってしまいがちです。家の中にいるとついつい食べ物を
口にしてしまいますよね。そうならないためにも少し運動をしたり、
散歩に出かけたりするのが良いでしょう。

外の空気を吸うことで気分転換にもなりますよ。

・自分の時間を作る

育児をしているといつの間にか自分費やす時間が無くなってしまうということも
ありますよね。趣味や好きなことをすることでストレスの発散にもなります。

自分の時間も大切にしてくださいね。

・体重のコントロールをする

一日で体重が5キロも10キロも増えるということはありませんよね。
大きく体重が変化するというのは異常がある証拠です。

体重計にのる習慣をつけ、自分の体調を把握しておくことも大切ですよ。

まとめ

『過食』というと太ってしまう、食べすぎとそんなに恐ろしく聞こえませんが
症状がひどくなると命にも関わるような恐ろしい症状なんですよ。

育児中は疲れやストレスがたまりやすくこの時期に過食になってしまうという人も
多いのです。そうならないためにも、自分の健康管理、気を付けておきたいですよね。

産後うつ

食事で悩んでいませんか?

育児は大変ですよね。お母さんは体力がいります。
栄養もしっかり取らなければなりませんよね。
しかし、ご飯も座ってゆっくり食べる時間もないという方も
いるでしょう。体重が激減しているということはありませんか?

ご飯を食べてもすぐに嘔吐してしまってまともに栄養が摂れていないということは
ありませんか?このような状態になると育児をするのも大変ですよね。

『食べたいのに食べられない、食べても嘔吐してしまう。』食べなければならないのに
こんなことが続くと食事することが苦痛になってしまいますよね。

しかし、食べなければ体調を崩してしまいます。
では、このような症状が起こる原因は何があるのでしょうか。

・自律神経失調症
・産後うつ状態
・消化器系の疾患

上記のことが原因で食欲不振や嘔吐の症状がでることがあります。
消化器系の調子が悪いときは一度内科で診てもらうのがよいでしょう。

とくに消化器系に問題のない場合、精神的ストレスにより症状が出ていることが
考えられます。では、『自律神経失調症』『産後うつ』とはどのような
状態なのでしょうか。

自律神経失調症とは?

自律神経とは生命の活動を維持したり、調節したりする神経で、
その調節機能がバランスを崩したり、失った状態のことを自律神経失調症といいます。

<症状>
・めまい
・身体の震え
・身体が緊張する
・倦怠感
・不眠症、朝が起きられない
・頭痛、耳鳴り
・動悸がする
・食欲不振、嘔吐

自律神経失調症になるとこのような症状がでます。食事がきちんと
食べれなかったり、嘔吐をしてしまったりするのもこれが原因のことが
あるんですよ。

妊娠、出産、産後と女性の身体は妊娠前と比較すると身体の中の
ホルモンバランスが大きく変化があります。

その状態に十分な休養がとれなかったり、ストレスが加わったりすることで
ホルモンバランスが崩れやすくなり自律神経も乱れてしまいがちです。

産後うつとは?

出産後、精神的に不安定になり身体的、精神的に不調をきたすことを
産後うつといいます。

・イライラする
・育児を苦痛に感じる
・何もやる気を感じない
・下痢や便秘をする
・過食、嘔吐、食欲不振になる
・頭痛がする
・気分が落ち込む
・何もないのに涙が出る

産後うつには、このような症状があるんです。
産後は、ホルモンバランスが乱れがちです。
また育児によるストレスや、環境の変化で産後うつになってしまうことがあります。

産後うつになる期間や症状には個人差がありますが、ひどいと食事が
とれなくなったり、食べてもすぐに嘔吐してしまったりするんですよ。

症状を改善するにはどうすればいいの?

症状がひどい場合は病院を受診し、内服治療が必要になる場合もあります。
しかし、原因が育児による環境の変化や精神的ストレスの場合、
生活スタイルを改善する必要がありますよね。

・十分な休息をとる

育児をしているお母さんたちは、夜中に授乳したり、泣く子をあやしたり
夜中にたびたび起きることがありますよね。夜中にまとまった睡眠が
とれていないことで、身体や脳が十分に休むことができていない可能性があります。

十分な休息がとれていないことで疲れがたまったり、ストレスを感じたり、
ホルモンバランスの乱れの原因になったりします。

『ちょっと疲れているな』『少し身体の調子が悪いな』と感じたとき、
まずは十分な休息をとることが大切です。

夜中にゆっくり寝られないときは、子どもがお昼寝の時間に一緒にお昼寝するのも
いいでしょう。30分仮眠するだけで疲れは軽減します。

また、夜もなるべく早い時間に休むことをおすすめします。
身体と脳をゆっくり休めてあげてくださいね。

・手抜きした家事や育児

育児をがんばりすぎている人ほど、疲れやすく自律神経失調症になったり
産後うつになったりしやすいのですよ。

家事も育児もすべてを完璧にする必要はありません。頑張りすぎると
身体に不調をきたし、何もできなくなってしまいますよ。

自分の身体の調子を見ながら『今日は疲れているから掃除はあとにしよう。』
『食事も買ってきたお惣菜にしよう。』手抜きをしながら上手に
家事や育児ができるといいですね。

完璧にしようと思うと精神的にも負担がかかってしまいます。
『今日も一日元気に過ごせた。』と楽な気持で育児をしてみましょう。

・自分一人の時間を作る

育児をしていると、ずっと子どもと一緒で自由に出かけたり、
好きなことをしたりする時間がありませんよね。

知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまっているんですよ。
たまには自分一人の時間を作り発散することが大切です。

家族の方にお願いしてお子さんの面倒を少し見てもらうのいいですね。
もし、預け先がない場合は地域の育児支援で一時預かりをしてもらうのも
よいでしょう。リフレッシュすることは大切ですよ。

まとめ

育児をしていると疲れやストレスによりいろいろ身体に不調をきたしやすく
なります。食欲不振や嘔吐もそのひとつですよ。

そんな時はまず、お母さん自身の身体をゆっくり休めてあげてください。
お母さんの身体や心が健康でないと育児をするのも難しいですよね。
少し休みながら育児ができるといいですよね。

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